こんにちは！

今日は・・・春分の日（3月20日）です。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という趣旨の祝日ですが、太陽は真東から出て真西に沈み、昼夜の時間がほぼ同じなんだそうです。花屋を生業とする身と致しましては、「フラワーショップ乃木坂」本社から歩いて直ぐ近くに有る「乃木神社」に日頃の感謝を込めて参拝に参りました。

乃木坂周辺は、「六本木ヒルズ」、最近では「東京ミッドタウン」、「国立新美術館」と、益々情報の発信基地化してきましたが、皆様も乃木坂周辺に来られる事がございましたら、ぜひ一度「乃木神社」にご参拝下さい。境内の桜の樹の枝に薄いピンク色の芽があちこちで見られるようになってきました。3月26日（木）、27日（金）、30日（月）、31日（火）は境内で桜茶屋が開きますので、お花見をしながら春を感じてみてはいかがですか！

■これからお花屋さんになりたい皆様へ　「花屋のススメ」　vol.2 ・・ 花屋の設備（フラワーキーパー）編

今日は花屋開業の準備として、どれくらいの設備資金が必要なのかという【花屋の設備】に関して伝授します。

お花屋さんを覗くと、ショーケースのような所に、たくさんのお花がディスプレイされていますが、花屋業界では「花屋用ショーケース」とか、「ストッカー」、「フラワーキーパー」と呼ばれている花保管用の冷蔵庫なのです。大きさも様々ですが、新品だと80万円前後（1坪）～180万円前後（4坪）と、家庭用の冷蔵庫とは比べものにならない金額です。中古でも30万円～50万円から有るようですが、販売店の保障が有るとしても冷凍機器のトラブルも有ったりして、気軽に買える品物ではありません。「フラワーキーパー」の有るお花屋さんは、現金で購入するか、数年間のリースを組んで導入しています。

これからお花屋さんになりたい皆様は、いきなり敷居の高い「資金」の問題に直面してしまったと思われるかもしれませんが、結論からお話しすると「フラワーキーパー」が無くても花屋は営業ができるのです。

多くのお花屋さんと接点のある「花の資材」を取り扱う会社の営業担当の方から伺った話しでも、この数年間で開業したお花屋さんには「フラワーキーパー」が無い所が多いそうです。私（フラワーショップ乃木坂）と親しくお付き合い頂いている花屋さんでも「フラワーキーパー」の無いお店が多くあります。

故に、お花屋さんになる為には設備も要らず、仕入の権利も少額なので、お花屋さんになりたいという「情熱」、そして「志」さえ有れば実現できる職業なのです。

今日は　つぼみ状態　の、胡蝶蘭　フラワーギフト　に関してです。

■ミディ胡蝶蘭　特選　紅姫　3本立ち　「つぼみ」状態でのフラワーギフト

フラワーショップ乃木坂では、胡蝶蘭の拘りの生産者様と直接仕入れを行い、フラワーギフトとしてご提案しています。一般的に鉢物は、左側の図（緑色）のような複雑な流通を介して消費者の皆様へお届けしていますが、フラワーショップ乃木坂では独自の流通を作り、鮮度の最も良い状態の胡蝶蘭をフラワーショップ乃木坂の高品質な品質管理の下、生産者様より直接消費者の皆様へお届けしています。



この結果、他の花屋さんでは実現できない事も可能となりまして、下記写真のような「つぼみ」の状態で全く花が開花していないフラワーギフトもリクエストによりお届けする事が可能となります。

	→
出荷した状態		開花した状態

半月ほどすると、右側の状態になるのですが、フラワーギフトとして出荷した状態が左側の写真です。

フラワーショップ乃木坂　受発注センターの担当者の報告によると、お母様のお誕生日に「ミディ胡蝶蘭　特選　紅姫　3本立ち」のご注文が有り、生産者様に開花状況を確認したところ、カチカチのつぼみ状態だそうで、品種変更をお願いしたそうです。ところが、お届け先様もお母様は、胡蝶蘭の栽培を趣味とされている方だそうで、長期間お花を楽しんで頂けると、かえって喜んで頂けました。

もちろん、紅姫の生産者様に温湿度管理を行っている胡蝶蘭のハウスから「つぼみ」状態でお届けしても、お届け先様で開花させる事が可能か緊急会議が開催されたのですが、生産者様曰く　「紅姫」はゆっくりと咲く胡蝶蘭で、一般家庭にお届けされても、環境が悪くなければ問題なく開花するので、是非とも胡蝶蘭の育成をお楽しみ下さい！　とお墨付きを頂きました。

母の日に胡蝶蘭のフラワーギフトをお求めの方は宅配と通販の花屋フラワーショップ乃木坂