観葉植物 ユッカの特徴
ユッカは太い幹と上を向いた葉っぱが特徴の観葉植物です。生長期の青年のようにどんどんと盛んに葉っぱを出すことから「青年の木」という別名でも親しまれ、男性へのプレゼントによく利用されています。
ユッカはキジカクシ科・イトラン属(別名ユッカ属)の植物です。日本よりも雨の少ない地域に生えているため、水やりの頻度が他の植物よりも少なくてすみます。また多少乾燥した状態が続いても枯れない「育てやすさ」から観葉植物として親しまれるようになりました。ユッカは細長く先が尖った葉っぱを上向きに生やすので、横向きに伸び続ける植物に比べて狭いスペースで育てられます。オフィスや店舗、リビング等の隅に飾る観葉植物を探している方に人気が有ります。
ユッカの育て方
ユッカは日当たりのよいところに置くとよく生長します。置き場所としては、午前中に日光が当たる窓辺がお勧めです。5~10月はレースカーテン越しで日光が当たるように、11~4月は窓ガラス越しの日光が当たるように管理すると生長が促進されます。
水やりの仕方
水やりは「土の表面」を見てタイミングをうかがいます。春~秋は生長が盛んな為、土の表面が乾いたらすぐに水をたっぷりと与えます。特に夏は乾きが早いので、ほぼ毎日水やりを行って下さい。水やりの基本は「鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷり与える」ことです。秋以降は涼しくなって土が乾くまで時間がかかる為、植物自体も休眠に向かって水の吸いが悪くなります。土が乾いて、さらに4~5日間を空けてから水やりするくらいが良いと思います。また、水やりとは別に、葉っぱに霧吹きやスプレーで水をかける「葉水(はみず)」をすると、葉に色ツヤが保てます。
肥料の与え方
水やりと同じように、肥料も植物の生長が盛んな春~秋に与えるとよく生長してくれます。、5~10月の間だけ薄めた液体タイプの肥料を10日に1回の頻度で与えてください。冬の寒い時期には肥料は不要です。
矢継ぎ早に新芽が生えてくる姿から、ユッカは成長や発展の意味を込めて、開業祝いにプレゼントされることがあります。風水的には仕事運に絡んでくるので、出世を願う人に贈ることで、運気アップにつながります。上向きの葉を茂らせる陽気な姿から、陽の気を取り込みやすいとされます。ベランダや玄関に飾り、一緒に陽の気をオフィスや店舗、部屋に取り込みましょう。