観葉植物 パキラの特徴
観葉植物の定番とも言えるパキラは育てやすく、風水的にも縁起が良い観葉植物とされ、オフィスや店舗、自宅でのインテリアとして大変人気の有る観葉植物です。観葉植物のパキラは2mほどに成長する樹木です。
パキラは日本ではグリーンを楽しむ観賞用の植物として普及していますが、元々ハワイや台湾などでは風味あるナッツをとるために栽培されていました。ただ日本の気候で実を付けることはたいへん難しいため、パキラは観賞用として流通されています。
パキラの育て方
パキラは熱帯地方に自生している観葉植物ですので高温を好みます。あとは、温度が5度以上あればどこでもかまいません。冬にパキラの葉っぱが黒や茶色に変色することがあります。それは寒さが原因ですので、出来るだけ早いうちに変色した葉や枝を切り、暖かい場所に移動しましょう。そのまま放置すると次々と葉っぱが黒くなり、枯れてしまう恐れがあります。元気に成長するためには、15~16度以上必要です。美しい状態(鑑賞状態)を保つには、10~12度程度必要です。
耐陰性もあり半日陰でも育つため室内のあらゆる空間で楽しめますが、強くしっかりした株を作るには日光に当てることも必要です。どうしても室内照明だけで育てる環境にある場合は、生育期は屋外でよく育ちますので、時々屋外の半日陰に置いてあげるのがお勧めの方法です。室内で育てているパキラを急に太陽の強い光に当てると葉焼けを起こす恐れがあるので軒下など半日陰の方が安心です。置き場所は、レースのカーテン越し、すりガラス越し、窓から少し距離を置く等々、柔らかな日差しに当たるように工夫して下さい。
水やりの仕方
水やりは「土の表面」を見てタイミングをうかがいます。春~秋は生長が盛んな為、土の表面が乾いたらすぐに水をたっぷりと与えます。特に夏は乾きが早いので、ほぼ毎日水やりを行って下さい。秋以降は涼しくなって土が乾くまで時間がかかる為、植物自体も休眠に向かって水の吸いが悪くなります。土が乾いて、さらに2~3日間を空けてから水やりするくらいが良いと思います。また、水やりとは別に、葉っぱに霧吹きやスプレーで水をかける「葉水(はみず)」をすると、葉に色ツヤが保てます。
肥料の与え方
水やりと同じように、肥料も植物の生長が盛んな春~秋に与えるとよく生長してくれます。4月頃と9月頃に化成肥料を与えます。冬の寒い時期には肥料は不要です。
パキラは、生命力が強く病気や害虫にとても強い観葉植物です。挿し木で簡単に増やすことができます。樹形が崩れたりして、切り戻しをする時に、切った枝で挿し木して下さい。パキラのように丸みを帯びた葉っぱがたくさん集まる観葉植物は、コツコツお金が貯まる金運アップの観葉植物です。財運を司る西または北西の飾るとより効果が期待できます。金運アップや商売繁盛のパワーも持ちますので、職場やお店のインテリアグリーンにも適しています。また和名を発財樹と言い縁起良いネーミングから開店・開業・新築のお祝いなどにも最適です。