観葉植物 カポックの特徴
観葉植物の中で、丈夫さという点でトップクラスのカポックは、家庭用だけでなくオフィスなどでも置かれている人気の品種です。楕円形の葉がかわいらしく、耐寒性、耐陰性が高く、どんな環境でも育つため、観葉植物初心者の方におすすめです。カポックは世界の温帯~亜熱帯に分布している観葉植物で、シェフレラとも呼ばれており、約600種もあります。カポックは非常に強健で、霜が降りず、最低気温0度以上の地域ならば、秋のうちから寒さに馴らしておけば屋外で越冬することも可能です。
カポックの育て方
カポックは日光を好みますが直射日光に弱く、耐陰性があるため半日陰で管理してください。春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまいます。耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。 高温に強く、最低気温0度を下回らず霜が降りなければ屋外越冬も可能です。 しかし、念のため最低気温が10度を下回った辺りから室内に移動するのがお勧めです。
水やりの仕方
カポックは観葉植物の中でも耐寒性が高いので、土の表面が乾燥したらたっぷりと水をやってください。水やりは「土の表面」を見てタイミングをうかがいます。春~秋は生長が盛んな為、土の表面が乾いたらすぐに水をたっぷりと与えます。特に夏は乾きが早いので、ほぼ毎日水やりを行って下さい。水やりの基本は「鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷり与える」ことです。秋以降は涼しくなって土が乾くまで時間がかかる為、植物自体も休眠に向かって水の吸いが悪くなります。土が乾いて、さらに2~3日間を空けてから水やりするくらいが良いと思います。また、水やりとは別に、葉っぱに霧吹きやスプレーで水をかける「葉水(はみず)」をすると、葉に色ツヤが保てます。葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きする事をお勧めします。
肥料の与え方
水やりと同じように、肥料も植物の生長が盛んな春~秋に与えるとよく生長してくれます。、5~10月の間だけ薄めた液体タイプの肥料を10日に1回の頻度で与えてください。冬の寒い時期には肥料は不要です。
カポックはどんな環境でも元気にひた向きに育つことから、「とても真面目」や「実直」という花言葉を持っています。真面目で実直な方への贈りものにぴったりな花言葉です。プレゼントする際に花言葉を添えて渡すと誉め言葉になり、心に響きそうです。また、就職祝いや人生の新たな門出を迎える方へプレゼントしても喜ばれています。風水では、カポックのように丸い葉の植物は気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。それから、上向きの葉は活発な気を発するとされます。丸い葉を上向きにつけるカポックは全体的に運気を上げてくれる頼もしい観葉植物なのです。さらに、カポックは風水では理解力を促進する観葉植物にあたり、人間関係に悩んでいる方にもおすすめです。リラックス効果もあるので、思い悩んでいる時に気持ちを落ち着かせてくれるアイテムにもなります。耐陰性のあるカポックは置く部屋を選ばず、様々な場所で運気アップが図れます。