胡蝶蘭のお届けで最も大切な事って何だと思われますか?胡蝶蘭の品質?それとも販売価格?きちんと届けてくれるか納期?実は「立札」が最も大切だと考えている秘書の皆様がとても多いのです。取締役への御就任、御移転、etc。胡蝶蘭はとても大切な場面で利用されています。
大切な取引先へ祝い花を贈る際に必ず付いている「立札」ですが、東京23区へのお届けに関して
新たなサービスが展開されています。
※「立札」を胡蝶蘭の花の上部に表示できるサービス地域は、東京23区の他に、大阪市内、名古屋市内と拡大中で、福岡市内も現在対応を進めています。
胡蝶蘭のお届け方法は「宅配便」と「直接納品」の2通り有ります。宅配便の場合、外箱のサイズの関係で「立札」は胡蝶蘭の花がアーチ状に下がってくる内側(花の中)にしか立てる事ができませんでした。
「立札」は贈り主様の「お顔」、胡蝶蘭の上部にお立てして届いた胡蝶蘭と、花の中に立てられた胡蝶蘭、誰から届けられた祝い花なのか一目瞭然なのはどちらだと思いますか?
東京23区へ胡蝶蘭を手配する際に確認する重要なポイントは、立札の表示位置は、胡蝶蘭の花の上なのか?、花の中なのか?」を是非確認して下さい。
胡蝶蘭の納品は、宅配便の場合「送り状」、直接納品の場合「納品書」が一緒に同梱されています。
この「配送伝票」が、実はとても大切な役割を担っていて、胡蝶蘭を手配する秘書の皆様はとても神経を使われています。
誰から届けられた胡蝶蘭か記録しておく為に、「配送伝票」が備忘録として保管されるからです。
「配送伝票」に誤字、脱字が有ったら、せっかくの御祝い事なのに、大変失礼な事になってしまいます。こんな重要な「配送伝票」を、いったい誰が、どの過程で作成しているのでしょうか?
胡蝶蘭は、信頼できる百貨店、花屋、胡蝶蘭生産農園、等に頼んでいるから大丈夫!と思っていませんか?
胡蝶蘭が届けられる過程は、有名な百貨店、花屋でも、手持ち在庫ではなく胡蝶蘭の生産農園へ手配し、生産農園から先様へ直送される事があります。「配送伝票」の情報は多くの「人」を介在して作られていくのです。
【品質管理】から考えると、人が変わる事で品質は変わってしまいます。胡蝶蘭をいつもの所に発注しても、お花はいつも通りかもしれませんが、「配送伝票」は色々な人が毎日変わりながら作られていくのです。
胡蝶蘭を手配する際に確認する重要なポイントは、「配送伝票」を必ず自分の目で、赤ペンを持って確認、レ点チエックする事です。「配送伝票」は、かなりの確率で間違っていると思って下さい。
胡蝶蘭の手配先には、「配送伝票をメール、若しくはFAXで送って下さい。」と依頼すれば簡単に取寄せられます。胡蝶蘭を発注する際に、配送伝票を送付希望と事前に要望しておくと安心ですよね。
お祝いの気持ちを託して届けられる胡蝶蘭には、立札が付いている場合が多いです。その立札の「祝い文字」を記載する文字色に関して秘書の皆様は、こんな細かな所まで気を遣い胡蝶蘭の手配をされています。
職業柄、様々な場面で「立て札」を見る事があるのですが、大半の立て札は祝い文字を【 赤色 】で記載されている事が多いと感じております。「立て札・・仏事編」のコラムでも話題となりましたが、パソコンが普及する以前は、墨で立て札を記載していた為、黒墨、淡墨、朱墨と使い分けられていた文字色が、パソコンでは黒色と赤色に変えられてしまった為ではないかと推測しております。
一例ですが、大切なお取引先の「開店」を祝して花(胡蝶蘭/アレンジメント/etc)を贈るのに、赤文字(赤字)で「祝 御開店」と立て札を記載する事を避けたいという秘書の方からのご相談がとても多いのです。お手配をされる秘書の方は、赤文字(赤字)を経営の赤字という意味に重ねてとっていて、お祝いにふさわしくないと考えているのです。