花コラム・・祝いごとの記載は
祝いごとの記載は朱墨色で・・・
今日は・・・生きている化石「シーラカンス」が発見された日(1938年12月22日)です。
シーラカンスは、約4億年前に出現し、約6500万年前に絶滅したといわれていましたが、南アフリカ東岸沖で漁をしていた漁船が、体調約1m50cmほどの見たこともない1匹の魚を引き揚げ、その魚がシーラカンスである事が確認され世界中を騒然とさせました。シーラカンスは化石によって存在が知られており、白亜紀を最後に化石が途絶え、1938年に至るまで生きている事が確認されなかった事と、化石と見つかった現生種の間で形態的な差異がほとんどみられなかった事から「生きている化石」と云われるようになりました。
私事ですが人には言えない趣味というか癖があります。子供の時に、伊吹山(標高1,377.3m)の石炭岩を採掘している所(岐阜県側)にカナヅチを手に家族で化石収集をした経験がありまして、「ウミユリの化石」とか、「フズリナ化石」が主な収穫物でしたが、自宅に戻って紙ヤスリで表面がツルツルになるまで磨きをかけるのです。そうすると、何億年も前に生きていた生き物がまるで生きているかのように石の表面に現れてくるのです。
そんな経験が有った事すら忘れて毎日を生きているのですが、大きなビルのエレベーターホールとか、壁面などでピカピカに磨かれた大理石が有ると必ず探してしまうのです。どこかに化石が居るんじゃないかと。以外と多いんですよ、化石の発見。見つけたらウキウキしてしまって・・・大理石フェチな理由がやっと判りました。(^^)
今日は 立て札の記載文字色(祝い事) に関してです。
■立て札 お祝いアレンジ編
■お祝いの記載は朱色で・・・。
フラワーショップ乃木坂では、お祝いのアレンジに添える「立て札」の記載文字の色は 朱色 を使っています。
上記の「立て札」は、小料理 乃木坂 を新規開店する青山 蘭子さんに、取引先である株式会社 山田商事の山田社長様より 祝い花 のお届けに添える「立て札」です。
「左側の立て札」と、「右側の立て札」の違いは何だと思いますか?
答えは、祝い文字である 【 ご開店 】 の文字色が違います。左側は【 朱色 】で「ご開店」と記載されていて、右側は【 赤色 】で「ご開店」と記載されています。
フラワーショップ乃木坂 受注センターでは、花に関するご相談、ご意見、ご要望等を毎日多く承っております。
その中で、問合せが多いのが、この祝い文字の色に関してです。
「開店」を祝して花(胡蝶蘭/アレンジメント/etc)を贈るのに、赤文字(赤字)で「ご開店」と立て札を記載する事を避けたいという方からの、お祝いの記載文字色に関してのご要望です。
※赤文字(赤字)を経営の赤字という意味にとっています。
職業柄、様々な場面で「立て札」を見る事があるのですが、大半の立て札は祝い文字を【 赤色 】で記載されている事が多いと感じております。9月18日のブログでも話題となりましたが、パソコンが普及する以前は、墨で立て札を記載していた為、墨、淡墨、朱墨と使い分けられていた文字色が、パソコンでは黒色と赤色に変えられてしまった為ではないかと推測しております。
※フラワーショップ乃木坂 独自の考え方です。予めご了承願います。
フラワーショップ乃木坂では、祝い文字は朱色で記載を行っておりますので、ご安心下さい。
祝い花に関しましては、毎日16時迄のご注文(決済不備、入金確認できない場合を除く)生花アレンジ(翌日配達)で対応しております。
立て札の記載、メッセージカードの記載で迷ったら、お気軽にお問合せ下さい。